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2023年度「縄文アート作品展」
みなさん、こんにちは。

康耀堂美術館では、2011年度より茅野市教育委員会、茅野市中央公民館、尖石縄文
考古館と連携し「縄文アート体験授業」を実施しています。

2020年度からは本学大学院との連携もスタート。

本学と美術館の専門性を取りいれ、茅野市が掲げる「縄文プロジェクト構想(国宝
の土器や土偶を作りだした縄文の高い精神性を教育へ反映させる)」を軸に、縄文
文化と芸術への関心を高めてもらうことを目的とした取り組みです。

今年の開催日は7/30(日)、茅野市内の児童10名が参加してくれました。
午前中は、鑑賞のコツを学んでから尖石縄文考古館を見学。
午後は、『体験!発見!発掘!?ペーパー尖石遺跡』というタイトルのワークショ
ップを行いました。



ワークショップの講師は、本学非常勤講師の染谷先生。そこに大学院のお兄さんと
お姉さんも加わり、和気あいあいと作業は進められていきました。
縄文人が土器や土偶につけた文様に着目。紙筒に縄を巻き付けて、絵の具をつけて、
大きな紙にコロコロコロ、、カラフルなオリジナル文様がたくさんつけられ、そこ
へ午前中の鑑賞授業で見つけたお気に入り土器を描いて切り取り、ペーパー遺跡から
ペーパー土器を発掘しました!!

ここで発掘されたペーパー土器たち。
本日から康耀堂美術館の回廊Aで展示していますので、ぜひ足をお運びください。
※作品展情報、下記参照








【作品展情報】
会期:2023年8月5日(土)〜8月15日(火)
会場:京都芸術大学附属康耀堂美術館 回廊A
入館料:一般300円(中学生以下無料)
開館時間:10時00分〜17時00分(最終入館16時30分)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第4火曜日

【巡回情報(予定)】
8月31日(木)〜9月7日(木)茅野市中央公民館ロビー
10月21日(土)〜10月25日(水)茅野市芸術祭

author:koyodomuseum, category:連携事業,
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まちなかミュージアム
みなさん、こんにちは!

お知らせが遅くなってしまいましたが、、
今秋、康耀堂美術館は「まちなかミュージアム」という企画に参加
しています。


この企画は、茅野市の美術館・博物館が集い、美術の素晴らしさや
楽しさ、茅野の文化等をお伝えするために企画・実施している連携
事業の一環です。

この連携事業では、毎年趣向を凝らして、ミュージアムピクニック
と称して、美術館めぐりをしたり、地元の良さを改めてすることが
できるような企画が行われていましたが、新型コロナウイルス感染
症の流行により、美術館・博物館に足を運ぶのが難しい状況となり
ました。

そこで考えられた企画が、この「まちなかミュージアム」です。
動画コンテンツが開設され、各館の学芸員さんがアートや茅野市の
文化について紹介してくれます。

康耀堂美術館は、秋のコレクション展『深まる時間』の出品作品の
中から、洋画家・須田寿《走る牛》を紹介していますので、お時間
のある方はぜひご視聴いただき、楽しんでいただけたら嬉しく思い
ます。

●まちなかミュージアム【動画コンテンツ】へは、下記からお進み
 ください。なお、公開は2022年3月末までとなります。

 http://www.chinoshiminkan.jp/cmm2021/#Video

author:koyodomuseum, category:連携事業,
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『縄文土器巾着をつくろう!』作品展
みなさん、こんにちは。

康耀堂美術館では、2011年度より茅野市教育委員会、茅野市中央
公民館、尖石縄文考古館と連携し、縄文アート体験授業を実施して
います。

昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりましたが、
今年は7/25(日)に無事開催することができました。

今年のテーマは『縄文土器巾着をつくろう!』

講師は、縄文考古館の守矢館長、当館学芸員の両角さん、本学非常
勤講師の染谷先生。また、今年から本学・大学院の連携が加わり、
大学院生11名が参加してくれました。

三密を避け、参加者・関係者ともにマスクを着用し、感染防止対策
をしっかり行って、いよいよ授業開始です。

午前中は、”鑑賞のコツ”を教わって、自由に土器鑑賞。そこで、
お気に入りの土器を見つけて、形や模様をジックリ鑑賞。





「みんな真剣、鑑賞中しっかりメモも取りました!」



「守矢館長のお話に夢中な本学・大学院たち」



午後の授業は、午前中の土器鑑賞で気づいたり・発見したりしたこと
を活かして、縄文土器巾着を制作しました。






「制作風景(ほんの一コマ)」



あらかじめ用意された巾着を使いましたが、自分のお気に入り土器
の形を下書きし、下書きどおりにハサミで切り取り。模様は、紙管
に巻きつけたロープに色をつけて、巾着の上でコロコロコロ…。


さて、さて。
どんな縄文土器巾着ができたのでしょうか。
それは、ぜひ『縄文土器巾着をつくろう!』の作品展でお楽しみ
ください。





個性と味のある作品が完成しています。
形や色使いの違いなど、参加者たちがどんな思いを込めて制作を
したのか想像を膨らましながら、目の前でご鑑賞いただけたら嬉
しく思います。

みなさまのご来館をお待ちしています。

author:koyodomuseum, category:連携事業,
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