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博物館実習と展示作業を実施中
みなさん、こんにちは!

康耀堂美術館では、9月16日(土)〜9月26日(火)までお休みをいただき、
博物館実習と展示替え作業を実施しています。

実習に参加しているのは、本学・通信教育部学芸員課程で学ぶ学生たち。
全国各地から集まって、康耀堂美術館の秋のコレクション展『明日へのあし
あと』
の展示を担当します。

「博物館実習」と言われても、実際に何が行われているのか分かり難いです
よね。そこで、今日はほんの少しだけ実習風景をご紹介します。

今年、実習に参加している学生数は日本画(21名)、洋画(22名)。
康耀堂美術館の学芸員から美術館概要について説明を聞き、館内を見学する
ところからスタートし、本格的な実習に入っていきます。


<作品調書を取る>

↓

作品の状態を隅々まで念入りにチェックします。
作品への密着度合いから、学生たちの真剣さが伝わってきますね。(笑)
「調書を取る時間=作品と向き合い対話する時間」でもあるのです。





<展示プランを考える>

↓

グループに分かれて、展示室内を再現したミニチュア模型を
使ってプランを考えます。ロールスクリーンの前にいる
グループは、プレゼンのリハーサル中!





<展示プランのプレゼン>

↓

日本画を担当している学生たちがプレゼン。
このあと展示室A(日本画)の展示プランが決定しました!!




今は洋画を担当している学生たちが実習中で、同じ流れで展示プランが決定します。

実習風景、いかがでしたでしょうか。

学生たちが作りあげる展覧会。
康耀堂美術館の秋のコレクション展『明日へのあしあと』は、9/27(水)から開催します。是非、足をお運びいただき、実際の展示を観て楽しんでいただけら嬉しく思います。

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博物館実習と展示替え作業
康耀堂美術館は、9月15日(土)〜9月25日(火)まで、
博物館実習と展示替え作業のため、お休みをいただいています。

本学通信教育部学芸員課程の学生さんたちが集って、秋季展の展示、
作家・作品解説のキャプション制作を担当します。




展示プランのプレゼン中。




天気のいい時は、中庭が作業場となることも。

みなさん、とても真剣に取り組んでいます。


秋季展『故郷(ふるさと)への想い −心に描く大切な場所−』は、
9月26日(水)から開催します。

みなさまのご来館を、スタッフ一同心からお待ちしています。









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実習のようす その2
今年の夏は、いったいいつまで続のかと思うような
気候が続いていたかと思えば、急に寒くなり、
涼しいを通り越して蓼科は肌寒い日々です。。




美術館周辺のヤマボウシは紅葉しはじめ、
かわいらしい赤い実をつけています。

この実は生でも食べられますが、ちょっと
クセがあるのでジャムなどにして食べると
おいしいとか。





さてさて、今週から康耀堂美術館では今年度最後の
展覧会、「大地のいろどり」がはじまりました。

夏秋展に引き続き、本学通信教育部博物館学芸員
課程で学ぶ学生たちが、9月21日から1週間にわたり
実施した康耀堂美術館での博物館実習において、
計19名の学生たちが、本展の展示、作家・作品解説
キャプションの作成を担当いたしました。


実習では、3日間ずつ展示室A(日本画)と展示室B
(洋画)のグループにわかれ、展示を仕上げます。

内容は、館内見学にはじまり作品調書作成、展示プラン
の作成(チーム戦でのプレゼンによりプラン決定)、
作家・作品解説キャプションの作成、掛幅及び屏風の
取扱い、(日通作業員とともに)展示作業などなど。


▲展示室Aご挨拶パネル

▲展示室Bご挨拶パネル


通学の学生たちが学芸員資格をとる場合、学生たちは
地元の美術館博物館に博物館実習へ行くことが多い
ですよね。

この課程は通信教育部の学生たちですので、年齢も
職業もバラバラの方々が、全国各地から、ここ長野
に集うのです。
育った環境も違えば、話す言葉も微妙に異なります。


実習の中でも、展示プランの作成でのグループワークは
特に、学生たちのそれぞれの個性が発揮されます。





チームの全員が、誰かがやってくれると思って
意見を出さなければ、プランは出来あがりません。

かといって、誰もが自分の意見ばかりを押し通し
ても、一向にまとまらない。

それぞれが、しっかりと人の意見に耳を傾けながら
自分の意見を出すことが大切。
そして全員の意見のポイントをおさえ、まとめて
いく力のある人がいると、チームは円滑に動きます。





その中で、文章を作るのが得意な人、人前で話すこと
(伝えること)が得意な人、チームの雰囲気を明るく、
また和やかにするムードメーカなどがでてくるのです。

チームワークはどんな職場にいても大切ですよね。
一緒に働く人次第で、仕事の効率もモチベーションも
まったくかわるものです。

ここでの実習では、学芸員という仕事を学ぶだけでは
なく、出身も年齢も職業も違った人たちが、一緒に
作業をすることで改めて自分の得意、不得意に気づく。
学生同士が互いに多くを学ぶことのできる、とても
良い機会でもあります。






それにしても、
50分の1なのに、リアルな模型です。

どこの館の学芸員も、1つの展覧会を作るのに
模型まで作ったりしませんからね…

こんな楽しい展示プランの制作ができるのも、おそらく
ここでの博物館実習だけなのではないでしょうか。



▲出来あがった展覧会風景




作品が展覧会の表のメインではありますが、
解説キャプションはその作家の、また作品の
印象を左右する、裏のメイン的存在。






実習では、1人1作家を担当してもらい、作家と作品に
ついての解説キャプションを制作してもらいます。

そのなかで、自分が事前に調べ上げてきたことだけで
はなく、結界もガラスもない、生の作品を間近で見て、
描かれているモチーフ、特徴、質感、色、その場で
感じたことも、解説に込めてもらうのです。

そうすることで、読む側が作品の世界に入り込めるような、
実態のある解説に仕上がっていきます。



今回の解説キャプションも、作品の魅力が伝わる良い解説
ばかりです。
ぜひぜひ、じっくりと解説もご覧いただきながら、ゆったりと
作品を眺め、またその世界に浸っていただきたいと思います。


秋季展「大地のいろどり」は11月28日(日)まで。








おまけ




何のおまけで、なんの写真なんだという
ツッコミがきそうですが、
けして遊んでいるわけではありません。(笑)





実習のなかで、美専車(美術品専用車)を見学
出来る時間があります。

康耀堂美術館では毎回日本通運蠅虜邏醗の皆さまに
展示作業をお手伝いいただいているので、日通さんの
美専車の中を見学させていただきます。




そこで、学芸員が作品の集荷や返却に行く際に載る席に
座ることができたり、実際に美術品がどのように積まれ、
運ばれて行くのかなどのお話を聞くことができます。


先ほどの写真は、作品は美専車のなかでこんなふうに
頑丈にまかれて運ばれるのですよ〜という説明のために、
クッションにまかれた楽しげな実習生2名でした。





というわけで、(どういうわけなのか…)
もうすぐ蓼科は、美しい紅葉に彩られる季節の到来です。

芸術の秋、今年の秋は、ぜひ康耀堂美術館へお運びくださいませ。

なお、10月9日(土)、10日(日)は無料開館となります!


皆さまのご来館を、心よりお待ち申し上げております。






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実習のようす

いつの間にやら8月に突入です。
毎日暑い日が続いていますが、皆さま
いかがおすごしでしょうか。


さて、先週から夏秋展「出逢いの瞬間(とき)」
開催しております。



今回の展覧会は、7月20日から1週間かけて
通信教育部博物館学芸員課程で学ぶ学生たちが、
当館での博物館実習において展示、また作家・作品
解説キャプションの作成を担当しました。

展示室Aご挨拶パネル

展示室Bご挨拶パネル

3日間ずつ前半と後半グループに分かれて、
展示室A(日本画)と展示室B(洋画)の
展示を、計26名の学生たちで作り上げました。


展示プランは、3〜4人のチームにわかれ、
展示室の50分の1サイズのリアルな模型を
使って、プランを作成します。


こんな感じ。

展示室入口部分からカメラで撮影すると、本当の
展示室みたいに見えるのです。


すごいでしょ。


この模型を小型のCCDカメラで映しながら、チームごとに
展示プランを発表し、投票によって勝ち取ったチームの
プランで実際に作品を展示をします。



作品の大きさや色彩、配置のバランス、ストーリー性、
コンセプトの明確さやメイン作品の場所、お客さまが
椅子に座って眺める作品の位置など、勝敗が決まる
ポイントはさまざまです。

美術館の作品を使って自分たちの考えた展示プランで
お客さまに見ていただく展示が実際にできてしまう
というのが、通信学芸員課程の魅力のひとつです。


展示プランを勝ち取ったチームは、美術作業員の方に
指示を出し、普段経験することのできない展示作業を
一緒に行うことがでいます。



実習では、学生たちは1人1作家担当し、作家と作品に
ついて事前に詳しく調べ上げた解説を、実際の作品と
じっくり向き合いながらキャプションを仕上げます。

キャプション作りでは、パネルの切り方も教わります。
ここでは手先の器用さも重要かもしれないですね。。




このほか屏風の取扱い実習や、美術専用車の見学など、
内容は盛りだくさん。

東京のキャンパスで、リーフレットやご挨拶パネルの
デザイン作成や掛幅の取扱いなどの実習を受けてから、
引き続き康耀堂美術館での実習が始まるので、学生たちに
とってはハードスケジュールですね。

しかしながら、ここまで実践的な実習は、この課程だから
こそ経験できるもの。
学芸員の卵として、多くのことを学んでいただける魅力
ある実習だと思います。


彼らが心を込めて作り上げた展示をぜひ、多くの方にご覧
いただき、また解説キャプションもじっくり読みながら、
彼らのメッセージも感じていただければと思います。

9月20日(月・祝)までの開催です。

皆さまのご来館を、心よりお待ち申し上げております。





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