みなさん、こんにちは!
寒くなってきましたが元気にお過ごしでしょうか。
色鮮やかだった紅葉シーズンが過ぎて、この時期に辺りを見回すと、落葉樹の葉は
枯れ落ち、立ち並ぶ木々の間から先の景色が透けて見えるようになりました。
青々とした葉をつけていたところを見ていたから、葉を落とした木々たちを見ると、ちょっぴり寂しい気持ちになりますが、自然界に生きるものたちは、冬の厳しい寒さにジッと耐えながら、あたたかい春が来るのを待つのでしょう。
秋のコレクション展では「Breath(呼吸)」をテーマに、作品の中で息づく植物や動物などの「呼吸」から、生命(いのち)を感じる日本画、洋画、ガラス工芸の優品を選りすぐりご紹介していました。
この展覧会テーマ「Breath(呼吸)」。
見方を変えてみると、康耀堂美術館にピッタリなんです。
康耀堂美術館には冬期休館する期間があるので、その期間を『冬眠』だとします。
冬眠中、美術館スタッフたちは、来年度の開館に向けてジックリ・コツコツと準備
を進め、春になったら元気にみなさまをお迎えします!!
どうですか?ピッタリだと思いませんか?
そんな秋のコレクション展でしたが、まだ間に合います!
明日11/30(金)は康耀堂美術館の最終営業日ですが、通常どおり17時まで営業していますので16時30分までにご来館ください。
ご来館の際は、春を心待ちにする自然の息吹に耳をすませるように、静寂の中で作品を深く味わっていただけたら嬉しく思います。
スタッフ一同、みなさまのご来館を心よりお待ちしています。