10月も半ばを過ぎ、秋のコレクション展「画家の足跡」がはじまって1ヶ月が
経とうとしています。
展覧会名:2023年秋のコレクション展「画家の足跡」
会期:9月20日(水)〜11月30日(木)
本展の展示プランは、当館で実施される博物館実習の中で、本学通信教育課程
科目履修生が考案・担当しています。
【博物館実習とは】
学芸員の資格を取得するために学んだ知識・技術や理論を生かして、美術館
または博物館での実体験や実技を通し、学芸員として必要とされる知識・
技術等の基礎・基本を修得することを目標とする。
今回は《博物館実習》がどのような流れで実施されているのかについて、実際
の授業風景写真を交えてご紹介します。
?調書作成
1人1点、担当する作品の調書を作成します。
【調書】傷の有無や剥落など、作品の状態を記録する
?展示プランの構想
グループに分かれ、展示室内の縮尺模型や
平面図を使用し、 展示プランを考えます。
?展示プランのプレゼンテーション
グループごとに考えた展示プランを発表し、
投票で展示プランが決定し、展示作業へ。
?ギャラリートーク
展示作業終了後、事前に調べてきた担当
作品についてギャラリートークを行います。
康耀堂美術館では年3回展覧会を実施していますが、秋のコレクション展は1年
を締めくくる展覧会です。展示作業では、履修生が作品の間隔やキャプション
の高さなどの指示も行っていますので、是非じっくりご鑑賞ください。
ご来館をお待ちしています。
● 展覧会情報 ●
秋のコレクション展『画家の足跡』
詳しい情報は
展覧会のご案内 をご覧ください。]]>
2023年度 秋のコレクション展開催のお知らせhttp://info.koyodo-museum.com/?eid=14546152023-09-21T13:48:00+09:002023-09-21T05:19:14Z2023-09-21T04:48:00Zみなさん、こんにちは。
9月20日(水)から秋のコレクション展がスタートしました。
展覧会名:2023年秋のコレクション展「画家の足跡」
会期:9月20日(水)〜11月30日(木)
作品に残された筆致からは、様々な事が読み取れます。大胆に絵具を盛るような画面...koyodomuseum美術館からのお知らせ
9月20日(水)から秋のコレクション展がスタートしました。
展覧会名:2023年秋のコレクション展「画家の足跡」
会期:9月20日(水)〜11月30日(木)
作品に残された筆致からは、様々な事が読み取れます。大胆に絵具を盛るような画面、丁寧な線が引かれた画面、ひいてはサインの書き方にも、作家の性格が端々から感じられるのではないでしょうか。
ガラスを外した生の画面を見る機会はなかなか無いかと思いますので、ぜひじっくりと細部までご覧ください。
なお、本展の展示構成と作品レイアウトは、博物館実習の一環として、京都芸術大学通信教育部の博物館学芸員課程で学ぶ科目等履修生が担当します。
今年度最後の展覧会です。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
● 展覧会情報 ●
秋のコレクション展『画家の足跡』
詳しい情報は
展覧会のご案内 をご覧ください。
]]>夏のコレクション展終了と休館のお知らせhttp://info.koyodo-museum.com/?eid=14546142023-09-07T17:00:00+09:002023-09-07T08:20:37Z2023-09-07T08:00:00Z本日9/7(木)で夏のコレクション展「ま −余白の美−」は終了しました。
なお、下記の期間は、博物館実習及び展示替え作業のため休館となります。
ご注意ください。
● 休館期間:2023年9月8日(金)〜9/19(火)
展示替えが終わると、9/20(水)から秋のコレクシ...koyodomuseum美術館からのお知らせ
なお、下記の期間は、博物館実習及び展示替え作業のため休館となります。
ご注意ください。
● 休館期間:2023年9月8日(金)〜9/19(火)
展示替えが終わると、9/20(水)から秋のコレクション展『画家の足跡』
がはじまります。
是非、楽しみにお待ちください。
よろしくお願いいたします。]]>夏のコレクション展「ま −余白の美−」 会期終了迫る!!http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546132023-09-02T10:30:00+09:002023-09-02T02:12:12Z2023-09-02T01:30:00Zみなさん、こんにちは。
9月に入りました。
蓼科はお盆を過ぎたあたりから、朝晩の肌にあたる風の温度を少し涼しいと
感じるようになってきました。帰宅時の日の暮れ方も早まってきています。
他の地域では、まだまだ残暑が厳しい、、と暑さと闘っていらっしゃる...koyodomuseum美術館からのお知らせ
9月に入りました。
蓼科はお盆を過ぎたあたりから、朝晩の肌にあたる風の温度を少し涼しいと
感じるようになってきました。帰宅時の日の暮れ方も早まってきています。
他の地域では、まだまだ残暑が厳しい、、と暑さと闘っていらっしゃる方も
多いと思います。また、9〜10月は台風がたくさん来る時期です。引き続き
お身体を大切に、安心安全重視でお過ごしくださいね。
さて、、現在開催中の夏のコレクション展「ま −余白の美−」も会期終了が
迫っています。本展は「ま(間・余白)」をテーマにしていますので、作品
を深く観賞するにはピッタリのテーマ!
展覧会名:2023年夏のコレクション展「ま −余白の美−」
会期:開催中〜9月7日(木)まで
当館館長であり日本画家である千住博先生は、ご自身の著書「千住博の美術の
授業 絵を描く悦び/光文社(2004)」の中で、『余白をどう描くか』を語って
いらっしゃいます。
【一部抜粋】
※手に取って読んでいただく方もいらっしゃるかと思いますので、ネタバレに
ならない範囲で抜粋しています
●余白はイマジネーションが濃密に詰まっている空間、そこには無限の可能性
が広がっていく
●ときに余白は試行錯誤の舞台であり、無限の空間である
●余白は塗り残しではない
この著書を読んで、千住博先生の「余白は塗り残しではない(=余白はつくる
もの)」という言葉には感動を覚えました。意図して余白を作っているのだと
いうことが分かり、作品鑑賞時の視野を今まで以上に広げることができそうです。
ぜひ、夏のコレクション展「ま −余白の美−」に足をお運びいただき、作品の
「ま・余白」に着目して鑑賞を楽しんでいただけたら嬉しく思います。
● 展覧会情報 ●
夏のコレクション展『ま −余白の美−』
詳しい情報は
展覧会のご案内 をご覧ください。
]]>
2023年 夏のワークショップ「ま!」終了!http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546122023-08-23T15:24:00+09:002023-08-24T03:49:25Z2023-08-23T06:24:00Zみなさん、こんにちは。
夏の猛暑や異常気象が収まらない日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
康耀堂美術館では、8月20日(日)にワークショップ「ま!」を開催しました!
夏のコレクション展のテーマに併せ、間の美しさを自分で作ること意識しながら、日...koyodomuseumワークショップ
夏の猛暑や異常気象が収まらない日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
康耀堂美術館では、8月20日(日)にワークショップ「ま!」を開催しました!
夏のコレクション展のテーマに併せ、間の美しさを自分で作ること意識しながら、日本画材を使って椿の絵を制作しました。
美術館休憩室で行われたワークショップの様子をご紹介します。
まずは、はじめの15分ほどで「日本画材とは何か」について解説を行いました。
膠(にかわ)とは?顔料って何?どうやって使う物?などなど・・・
休憩室には、日本画材と洋画材で主に使用する絵具や用具を設置し、自由に触れるようになっています。
日本画材への理解が深まったところで、早速作業開始!
今回は、所蔵作品である横山大観《椿(紅つばき)》の画像を使用しました。
【作業1】
完成形の2Lサイズの楮紙(こうぞし)に、《椿(紅つばき)》の一部をトリミングして構図を作ります。
【作業2】
カーボン紙を使い、上から楮紙に線を引きます。
現代では便利なカーボン紙がありますが、昔の人は「上げ写し」と呼ばれる技法を使い、下描きから本番の骨描き(こつがき)を行っていました。
【作業3】
顔彩・岩絵具を使い、どんどん色を置いて行きます。
絵の具が乾かないうちに別の色を乗せ、滲みを利用する「たらし込み」という技法も交えながら、色味の表現を試行錯誤・・・
【完成!】
額に入れてお持ち帰りいただきました!
ワークショップ「ま!」へのご参加、ありがとうございました。
夏のコレクション展『ま −余白の美−』は9月7日(水)まで開催しています。
ぜひ実際に作品を観ながら、余白や空間に目を向けて、展示を楽しんでいただければ幸いです。]]>2023年 夏のワークショップ参加者募集中http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546112023-08-09T15:00:00+09:002023-08-09T06:49:21Z2023-08-09T06:00:00Zみなさん、こんにちは。
康耀堂美術館では、夏のコレクション展『ま −余白の美−』に関連したワーク
ショップを企画しています。
日常生活の中では馴染の少ない日本画材を用いたワークショップ。
日本画材に詳しい当館学芸員が制作手順を親切丁寧にナビゲートしま...koyodomuseumワークショップ
康耀堂美術館では、夏のコレクション展『ま −余白の美−』に関連したワーク
ショップを企画しています。
日常生活の中では馴染の少ない日本画材を用いたワークショップ。
日本画材に詳しい当館学芸員が制作手順を親切丁寧にナビゲートしますので、
ご興味のある方はぜひご参加ください。
次回開催日は、8/20(日)です。
なお、今日現在はまだ定員に達していませんが、お申込みいただくタイミングに
よっては定員に達している場合がございますので、あらかじめご了承ください。
]]>2023年度「縄文アート作品展」http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546102023-08-05T10:00:00+09:002023-08-05T05:14:29Z2023-08-05T01:00:00Zみなさん、こんにちは。
康耀堂美術館では、2011年度より茅野市教育委員会、茅野市中央公民館、尖石縄文
考古館と連携し「縄文アート体験授業」を実施しています。
2020年度からは本学大学院との連携もスタート。
本学と美術館の専門性を取りいれ、茅野市が掲げ...koyodomuseum連携事業
康耀堂美術館では、2011年度より茅野市教育委員会、茅野市中央公民館、尖石縄文
考古館と連携し「縄文アート体験授業」を実施しています。
2020年度からは本学大学院との連携もスタート。
本学と美術館の専門性を取りいれ、茅野市が掲げる「縄文プロジェクト構想(国宝
の土器や土偶を作りだした縄文の高い精神性を教育へ反映させる)」を軸に、縄文
文化と芸術への関心を高めてもらうことを目的とした取り組みです。
今年の開催日は7/30(日)、茅野市内の児童10名が参加してくれました。
午前中は、鑑賞のコツを学んでから尖石縄文考古館を見学。
午後は、『体験!発見!発掘!?ペーパー尖石遺跡』というタイトルのワークショ
ップを行いました。
ワークショップの講師は、本学非常勤講師の染谷先生。そこに大学院のお兄さんと
お姉さんも加わり、和気あいあいと作業は進められていきました。
縄文人が土器や土偶につけた文様に着目。紙筒に縄を巻き付けて、絵の具をつけて、
大きな紙にコロコロコロ、、カラフルなオリジナル文様がたくさんつけられ、そこ
へ午前中の鑑賞授業で見つけたお気に入り土器を描いて切り取り、ペーパー遺跡から
ペーパー土器を発掘しました!!
ここで発掘されたペーパー土器たち。
本日から康耀堂美術館の回廊Aで展示していますので、ぜひ足をお運びください。
※作品展情報、下記参照
【作品展情報】
会期:2023年8月5日(土)〜8月15日(火)
会場:京都芸術大学附属康耀堂美術館 回廊A
入館料:一般300円(中学生以下無料)
開館時間:10時00分〜17時00分(最終入館16時30分)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、第4火曜日
【巡回情報(予定)】
8月31日(木)〜9月7日(木)茅野市中央公民館ロビー
10月21日(土)〜10月25日(水)茅野市芸術祭
]]>作品紹介 Vol.9 〜2023夏のコレクション展「ま −余白の美−」より〜http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546092023-07-26T13:00:00+09:002023-07-26T06:31:11Z2023-07-26T04:00:00Zみなさん、こんにちは。
今日は、現在開催中の夏のコレクション展「ま −余白の美−」に出品されて
いる洋画作品の中から佐原和行《ぶどう》という作品をご紹介します。
佐原 和行《ぶどう》/1995年制作
康耀堂美術館蔵
--------------------------------------...koyodomuseum作品紹介
今日は、現在開催中の夏のコレクション展「ま −余白の美−」に出品されて
いる洋画作品の中から佐原和行《ぶどう》という作品をご紹介します。
佐原 和行《ぶどう》/1995年制作
康耀堂美術館蔵
--------------------------------------------------------------------------
●佐原 和行/SAHARA Kazuyuki(1946〜2006年)
愛知県豊川市生まれ。水彩画家であった父の影響により水彩画家を志す。
1968年 愛知教育大学教育学部美術科卒業。
同年 東京藝術大学に進学。在学中は脇田和に師事。
1969年 水彩連盟展に初出品。同連盟創立会員であった春日部たすくに
師事、水彩連盟展への出品を続けました。1970年から2年連続で
水彩連盟展奨励賞を受賞。
1982年 水彩連盟会員に推挙。
1993年 水彩連盟展春日部たすく賞を受賞。
個展やグループ展も多数開催。水彩画のみずみずしく透明感のある色彩
を活かし、子どもや小動物、花や蝶などをモチーフに、優しく安らぎに
満ちた詩情あふれる独自の画風を確立しました。
「いい絵を描くにはいい人間になる、いい人間になるにはいい絵を描く」
ことを大切に、ごくありふれた親しみのあるものに愛情をそそぎながら、
一筆一筆に真心を込めて、生涯水彩画を描き続けました。
2006年3月6日逝去。
--------------------------------------------------------------------------
この作品には、白い角皿の上に置かれた1個のぶどうが描かれています。
構図は至ってシンプル。
作家はこの作品をどのような想いで制作したのでしょう、、
制作の裏に込められた作家の想い、背景、意図などについて、想像力の
世界を広げて鑑賞してみてください。
それでは、今回はこの辺で。次回の作品紹介もお楽しみに〜♪
みなさんのご来館を心よりお待ちしています。
● 展覧会情報 ●
夏のコレクション展『ま −余白の美−』
詳しい情報は
展覧会のご案内 をご覧ください。
]]>
秀草会特別展は終了しました。http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546082023-07-17T17:00:00+09:002023-07-19T02:24:22Z2023-07-17T08:00:00Z野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の世界 追悼展」は、
7/17(月・祝)をもって終了しました。
koyodomuseum野の花の寄せ作り野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の世界 追悼展」は、
7/17(月・祝)をもって終了しました。
]]>秀草会特別展開催中!http://info.koyodo-museum.com/?eid=14546072023-07-14T13:00:00+09:002023-07-14T05:42:33Z2023-07-14T04:00:00Zみなさん、こんにちは。
昨日からはじまりました野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の
世界 追悼展」の展示風景です。
開館前に撮影しました。
お天気はくもり。
雨が降っている中の寄せ植えたちも素敵なのですが、観に来てくださる
...koyodomuseum野の花の寄せ作り
昨日からはじまりました野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の
世界 追悼展」の展示風景です。
開館前に撮影しました。
お天気はくもり。
雨が降っている中の寄せ植えたちも素敵なのですが、観に来てくださる
方にとっては、今日くらいの天気と温度がいいかもしれません。
野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の世界 追悼展」は、下記の
期間のみ開催です。
開催日時:2023年7月13日(木)〜7月15日(月・祝)
10:00〜17:00 ※最終日は16:30で終了します。
開催場所:康耀堂美術館 中庭
入 館 料:一般300円(高大生含む)、中学生以下無料
※康耀堂美術館 2023年夏のコレクション展
「ま −余白の美−」もご覧いただけます。
明日からは3連休ですね♪
暑くなりそうですが、お時間があれば是非お出掛けください。
]]>秀草会特別展開催のお知らせhttp://info.koyodo-museum.com/?eid=14546062023-07-12T12:00:00+09:002023-07-12T03:09:47Z2023-07-12T03:00:00Zみなさん、こんにちは。
今日は野の花の寄せ作りでお世話になっている秀草会から特別展開催の
お知らせです。
昨年6月、野の花の寄せ作り創始者の加用先生が急逝されました。突然
の訃報に言葉も出ませんでしたが、あの日から1年を迎えます。
長い間、先生をはじ...koyodomuseum野の花の寄せ作り
今日は野の花の寄せ作りでお世話になっている秀草会から特別展開催の
お知らせです。
昨年6月、野の花の寄せ作り創始者の加用先生が急逝されました。突然
の訃報に言葉も出ませんでしたが、あの日から1年を迎えます。
長い間、先生をはじめ秀草会のメンバーの方々と関わらせていただいて
きたので、色々な出来事が想い出されます。
私から見た先生は、「穏やかで、笑顔が素敵な先生」でした。先生が居
なくなってしまったことが嘘のようで、今でもひょっこり美術館に顔を
出してくれるんじゃないか、そんな感じがしています。
そこで、、2023年7月13日(木)〜17日(月・祝)の5日間、秀草会特
別展を開催します。
野の花の寄せ作りの秀草会創始者「加用利秀の世界 追悼展」
開催日時:2023年7月13日(木)〜7月15日(月・祝)
10:00〜17:00 ※最終日は16:30で終了します。
開催場所:康耀堂美術館 中庭
入 館 料:一般300円(高大生含む)、中学生以下無料
※康耀堂美術館 2023年夏のコレクション展
「ま −余白の美−」もご覧いただけます。
加用先生作の作品を中心に展示していただけるそうです。
秀草会代表であり野の花の寄せ作り作家である先生の作品を鑑賞しながら、
先生との想い出をたくさん語りあいましょう。
たくさんの方のご来館をお待ちしています。
]]>